防災教育支援(総合学習)導入事例 春日部市立藤塚小学校

総合的な学習の時間16時限を使った防災授業指導計画作成支援

医療ネットワーク支援センターでは、春日部市立藤塚小学校の第5学年において、総合的な学習の時間16時限を使った防災教育を指導計画の立案から語り部の招待、T2としての授業支援を実施しました。

 

01〜02 時限目 避難訓練

〇水害や災害とはどのようなことか学ぼう。
〇避難訓練で災害が起った場合の避難がどのようなものかを経路を歩きながら想定しよう。
〇自治体の方の話を聞いて、台風19号当時の避難の様子を聞き、自分事としてまとめよう。

 

03 〜04時限目(2022/10/7)語り部教室(学年合同)

〇3.11 について知ろう。
・東日本大震災で避難所生活を余儀なくされた方達がどのような状況に置かれていたかを知ろう。
・普段からの準備や思いやりの大切さを知ろう。
〇災害が起った際の困りごとや課題を知ろう。
・避難所がどんなところかを知ろう。
・避難所生活は快適なものではない。
・避難経路が使えない場合もある。
・感染症や衛生面での課題もある。
・避難所では集団生活を行うため、他者との譲り合い、声掛け、思いやりが重要となる。
・子どもでもできるボランティアについて知る。
(避難所での他者への声かけや困っている人への手助けの心がけ、 ボランティア活動など)

 

05〜06 時限目 課題の設定

〇普段からできる防災の備えについて知ろう。
〇自身のまちが抱える災害における課題を知り、自分たちにできることを考えよう。
・地域の特性を把握し、自分に置き換えて考えてみよう。
・事前に地域の人たちと避難時の役割を決めておこう。
・地域の高齢者の避難はどうしたらよいか考えよう。
・自分たちができること(共助)について考えよう。
・避難所生活を助けるグッズを考えよう。

 

07〜11 時限目 調査活動

〇地域住民へ質問やインターネットを活用し、春日部市の防災について課題に沿って基本的な知識を下調べしよう。
・安全な避難方法について
・どんなボランティアができるか、しているのか
・持ち物(食料をどれくらい、どんなものを用意したらよいか等、何をもって避難したらよいか)
・避難するときに必要なものは何か
・日本を支援してくれた外国について
・被災したときに情報を得る方法
・事前の備え(危険な場所の確認等)
・緊急時に避難に適した場所について
・災害が起きた時の地域の取り組み
・避難所で用意されているものについて
・春日部市が出してくれる情報について
・春日部市の避難所について

  

12〜13 時限目 発表準備

〇調べた内容を整理し、発信内容を検討する。
〇提案準備をする。
・分担して提案するために資料を作ろう
・グループで発表の役割を決めよう

13〜15 時限目(2022/10/18)発信と評価

〇これまでの学習を振り返り単元のゴールを設定する。
・調べた内容を基に問題点や対応を保護者に伝えよう

 

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